TOYOTA SUPRA A70 3.0GT TURBO LIMITED(ハセガワ)の制作 4
- 谷口 聡太郎
- 2021年1月29日
- 読了時間: 2分
シャシー、足周りが完成しました。

エンジンとミッションがシャシーと分割されていなかったので塗り分けは大変でしたがこのキットが特別に大変だった訳ではありません。標準的だと思います。が、ここが別パーツだと劇的に楽になるので是非そうしてもらいたいです。シャシーのモールドはとても細かいです。ここまで来ると車体裏を見てニヤリとしながら一杯呑む人がいても不思議じゃありません。完成して普通に飾ったら見えなくなるのが本当に惜しいです。

フロントサス周りです。ダブルウィッシュボーンですね。サスアームがかなりゴツいです。でも構造は比較的シンプルです。スープラはフロント部が長いのでスペースに余裕があるのか贅沢に空間を使って堅実なレイアウトを採用しています。故障が少ないトヨタらしい設計かと思います。
ただ気になったのがこのキットの指示通りに組むとアブソーバーが前傾していてマイナスキャスターに見えます。これで合ってるんでしょうか?マイナスキャスターの車ってあんまり聞いた事無いんですが・・・私が無知なだけでしょうか。
まあ、とにかくこの再現度の高さは脱帽です。ハセガワさん、素晴らしいです。

リヤサス周りです。こちらもダブルウィッシュボーンです。フロントのロアアームが大きな一つのパーツだったのに対してリヤのロアアームは複数のトルクロッドを組み合わせたような構造になっています。軽量化とかコストダウンとか、何らかの理由があってそうしているんでしょう。素人目には捩じれ易そうな気がしますが、かえってそれが良かったりすることもあるかもしれませんね。
こちらも非常に細密な組み上がりで文句のつけようが有りません。素晴らしいです。
と言う感じでシャシー、足周りの仕上がりについてはほぼ完璧と言えるのではないでしょうか。
ただ接着シロが少ないのでとくにリヤハブの取り付け角度は気を付けないとリヤタイヤが曲がってしまう恐れが有りますが、だからと言ってこの精密な再現度をスポイルしないで欲しいと思います。組み易さと細密さはトレードオフなところがあって両取りは無理筋なのでハセガワさんには今の路線で進んで行って欲しいです。
次は内装に移ります。
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