HONDA RS1000 の制作 3
- 谷口 聡太郎
- 2021年3月29日
- 読了時間: 2分
捨てサフを吹きました。

思ったよりヒケは少ないです。昔の金型は日本製であろうと思われるので優秀なのかもしれません。
プラスチックの材質も関係が有るかもしれません。タミヤは全体的に硬質です。ニッパーでゲートから切り離す時もパキンと音がします。比較するとハセガワは柔らかいです。大袈裟ですが切るとクニッと切れます。ビッグワンガムのおまけ程ではないですが少しそんな感じが有ります。ま、ゲートの太さも関係してるかもしれないしそもそもプラスチックに詳しくないので判りませんが・・・。
話が逸れましたがこのキットのカウルは出来が良いと思います。

赤を塗装し、デカールを貼ってトップコート、研ぎ出しまで終えました。
このきっとはデカールがカルトグラフ製です。カルトデカールは分厚くて頑丈な割に馴染みが良く発色も良いし透けないという夢の様なデカールなのでモデラーに大人気なんですが、やっぱりフィルムなので経年劣化は避けられません。今回のデカールもひび割れなどは有りませんでしたが硬化が始まっており馴染みが悪くなってました。
まあ、滅多な事では溶けたりしないのでマークソフターで軟化させて熱湯で押さえて馴染ませましたがスペアが無いという事もあってかなりの難作業となりました。
苦労しつつも貼ってしまえばそこは流石のカルトデカールです。赤の下地に白ナンバーなんて大抵透けますがご覧の通り透け無くバッチリ発色しています。
アッパーカウルのサイドではフルカウルではもっと下の方にあるスポンサーロゴが上の方に上がってきて渋滞を起こしています。それで昔のレーサーバイクにはよくあった事ですがスポンサーロゴが重なったりしています。今では考えられない事ですがこんなところに古き良きおおらかな時代を感じます。
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