インプレッサ555 の制作
- 谷口 聡太郎
- 2021年8月31日
- 読了時間: 2分
今年はハセガワ模型の80周年という事でその名も”ハセガワ80周年プラモデルコンテスト”が開催されるとの事です。
プラモデルコンテストというといつも現物の輸送が問題になって不参加になることが多かったのですが、今回は写真を使ったウェブ上での開催との事なので参加する事にしました。
ハセガワ主催のコンテストなので当然ハセガワのキットを使用するのですが何を出品するかが中々難しいところです。
見栄えが良く他の参加者と被らないようなものは何かないかと色々考えてコレに決めました。

”スバル インプレッサ555 ’93RACラリー仕様”です。
それまで使っていたレガシィに代わってインプレッサWRXをベースにしたこの車両が同年の1000湖ラリーから使用されました。
’94からはタイヤがピレリになるのですがこの年はミシュランを履いているのでスポンサーロゴもミシュランになっているのがポイント高いです。
メインスポンサーロゴもこの型のインプはスリーファイブのイメージが強いですがRACラリーはイギリスなのでタバコロゴが禁止なのでこの大小の()))になっています。

リヤスポイラーは小型のものでそれがシブカッコイイです。後代のインプレッサWRCのようなブリスターフェンダーも無いのでホントに市販車に近い見た目です。
吊るしのWRXにステッカー貼ってスポードラインのホイールとマッドフラップを付けたら見た目殆ど同じになります。これはやりたくなりますよね。
キットは少し古いタイプのハセガワっぽさが残ってます。
モールドは浅く繊細です。ライトのリフレクターもボディーと一体になっていてリアルに見せるには工夫が必要です。車高が異様に高くていくらグラベル仕様とはいえあまりにも高すぎなので前後とも2mm以上ダウンさせました。
まあそれでもツボを押さえてしっかりと組めばデフォルメの少ないグッドプロポーションのインプが出来上がります。
難易度はかなり高めかと思いますが腕に覚え有りという方はチャレンジしてみては如何でしょうか。満足度は高いですよ。
プラモデルコンテストはハセガワHPで見ることができます。そして私の作品は(マクラッシュの記憶 | 株式会社 ハセガワ (hasegawa-model.co.jp))です。他の作品もかなりレベルが高いものばかりですので是非ご覧ください。
また、最新作展示室にも完成写真を多数掲載していますので良かったらご覧ください。
コメント