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HONDA RS1000 の制作 2

  • 谷口 聡太郎
  • 2021年3月20日
  • 読了時間: 2分

このキットの初版はかなり昔(おそらく35~40年前位)です。当然、金型の技術も全然違うのでまずはパーツそのものの出来具合からチェックします。

アッパーカウルです。片目一眼の穴が開いていますがこれは鈴鹿8耐仕様です。ヨーロッパ耐久にする場合はもう片方の裏側が薄くなってるのでそれに沿って切り取ってもう一眼の穴を開口するようになっています。もう一眼を開けたらレッドビュートが使えるようになります。(分かったら初老です。)

元は古いキットなのでもっとボテッとしてるかと思ったんですが思ったより全然シャープです。スクリーン取り付け部の先端なんか油断するとケガするくらい尖ってます。スクリーンビスのモールドが無いのは時代を感じさせますね。ビスは虫ピンで追加再現したいと思います。


アッパー下側とアンダーカウルです。8耐仕様はハーフカウルなのでアンダー部分をカットします。なぜアッパーとアンダーの所で分けなかったのかと言いたくなりますが金型の関係で仕方が無かったのでしょう。

このパーツもかなり薄いです。どのキットだったかは忘れてしまいましたが割と最近のキットのカウルを薄々加工した記憶が有りますがこのキットでは必要無さそうです。


エンジン関係のパーツです。

シリンダーやヘッドカバーはCB750Fと同じですが画像左下のクラッチがレース仕様の乾式クラッチとなっています。一般的な湿式と違いクラッチ板が見えるのが特徴なのですがこのキットではかなり雑な再現です。ケースと色を変えればそれっぽく見えるんでしょうが・・・ちょっと不満ですね、コレは。ま、塗ってみて考えましょう。


デカールは箱絵に記されている通りカルトグラフ製です。分厚くて破れにくいのが特徴ですが経年劣化で硬化して馴染みにくくなってると思われます。スペアは無いので失敗は許されません。プレッシャーが掛かります。


キットの概観は以上ですがとにかく予備パーツが無いので慎重に組んでいきます。

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