Ferrari 365GTB/4(Daytona)の制作 完成
- 谷口 聡太郎
- 2020年10月30日
- 読了時間: 2分
フェラーリ デイトナが完成しました。

曲線が主体の正に流れるようなフォルムが大変に美しい車体です。流石ピニンファリーナがデザインしただけあります。ロングノーズ、ショートデッキのスポーツカーのお手本のようなデザインですね。

リトラクタブルヘッドライトが閉じた状態でもその下の隙間からヘッドライトが見えています。デイトナの特徴的な部分ですが、ここは元々のガラスカバーの奥にヘッドライトが有るようなデザインだったのがアメリカの車検に引っ掛かるという事でデザインが変更されてこのような形になったのだそうです。閉じた隙間からライトが見えるデザインはクイントインテグラを連想させますね。インテグラ、良い車でした。余談ですが。
車体色についてですが、このオロキアロと言うカラーは写真映えしますね。撮影して驚きました。少し地味といいますか落ち着いた色調が派手なボディーデザインにエレガントさを加えて大人のフェラーリって感じがします。ということで参考にした大使館にあった実車では星形ホイールでしたがスポークの方が似合ってる気がしたのでボラーニを履かせました。

デイトナはボンネットの太っといダンパーが特徴の一つなのでそれもでっち上げてみました。太さ40mmのダンパーといことなので1.6mmの真鍮パイプを使って制作したのですが取り付け位置も含めて大苦戦でした。こういうギミックが好きな人にとっては良いんでしょうが、個人的には1/24のカーモデルにはエンジンも要らないしボンネットも開かなくて良いと思います。
キットについてですがボディーのシルエットはとても忠実に再現されていると思います。お見事です。
しかしタイヤは酷いハミ出しでした。そのままだと前後とも完全にハミ出していて車検うんぬんというレベルでは無くドラッグレーサーみたいでした。なのでホイールとハブをギリギリまで削ってやっとタイヤハウス内に収めました。ここは部品の精度というよりは寸法が間違っていると言えるレベルです。バンパーも前後とも飛び出しすぎでしたしマフラーエンドも長すぎでした。ま、エンスーシリーズの名の通りその辺を上手く調整できる上級者向けのキットなんでしょうがパーツの繊細さの割に調整量が多いので注意が必要です。これから制作する方は余裕を持ってのんびりと気長に楽しむ位のつもりで取り掛かると良いのではないでしょうか。
最新作展示室に完成写真を多数UPしていますので良かったらご覧ください。
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