Ferrari 365GTB/4(Daytona)の制作 6
- 谷口 聡太郎
- 2020年10月21日
- 読了時間: 2分
サスペンション、フレームが完成しました。

前サスはダブルウィッシュボーンです。レーシングカーと言えばコレですよね。モールドも細かくて見た目は悪くないんですがパーツの嵌合が悪くカッチリ感がありません。恐らく修正が必要になると思われます。
スプリングやアブソーバーは普通ですがブレーキローターが凄いです。冷却用のポートが再現されています。これを自分で開けようとするとかなり大変な作業になるのでなかなか良いアイディアだと思いました。ホイールをハメると見えなくなるので必要ないと言えばそうなんですが組むのに大した手間もかからないので積極的に採用して欲しいです。

リヤサスもダブルウィッシュボーンです。ブレーキも含めてフロントとほぼ同じ形状です。
なんだかデフがでかいなと思ったらコレはデフと一体化したミッションだそうです。トランスアクスル方式と言って重たいミッションをリヤに置くことで前後の荷重バランスを調整しているとのことです。FRは荷重がフロントに偏るのでなるほど良く考えたなと思います。
ホイールはボラーニを装着することにしました。

このキットに付属しているこのボラーニホイールはフジミの奇跡ともいえる出来栄えです。ボラーニは当時の軽量ホイールの代名詞なので様々な車種に装着されていた為、色んなキットに付属していますがちょっと使う気にならないような雑なものが殆どです。その中で断トツの完成度なのがこのキットのボラーニです。ワイヤー部を3列にして3枚の部品で再現しているんですが見事な仕上がりです。このホイールだけでもこのキットを買う価値がありそうな位です。こういうのはどんどん採用して欲しいです。
小ネタをもう一つ。ラジエターです。

ラジエターファンが別パーツになっています。普通はラジエター本体にモールドがあるだけなのですが、そこは流石のエンスーシリーズです。ここも組んだら殆ど見えなくなる部分なのですがしっかり複数パーツで再現です。こういう目立たない部分でニヤリとしたい人には最高のキットかもしれませんね。
次は内装です。
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